環境省によると昨年度に全国でクマに襲われる被害にあった人は死亡した6人を含む219人にのぼっていて、統計を始めた2006年度以降過去最悪を更新した。こうした事態を受け環境省はきょう絶滅の恐れがある四国を除く地域でクマを「指定管理鳥獣」に指定した。これまでにニホンジカとイノシシが指定管理鳥獣になっていて、国が自治体に対し捕獲や調査の費用を支援している。伊藤環境大臣はクマの被害が増える秋に間に合うよう自治体への交付金の具体的な内容を決めたいとしている。
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