高松市特産の高級石材「庵治石」の魅力を知ってもらおうと、地元の職人が想像上の動物・麒麟や猫などの形に彫った作品の企画展が、高松市牟礼町にある「石の民俗資料館」で開かれている。このうち山田浩之さんの作品は、長い間空気に触れて茶色く錆びた自然の岩石から、穏やかな表情で眠る猫を浮かび上がらせている。また、山田海統さんは縦に長い石の形を想像上の動物・麒麟の角に見立てて、迫力のある表情を細かい彫りで表現している。夫婦で活躍しているアキホ・タタさんの作品は、3つの石を積んで蚤で彫った跡を赤色や青色、黄色に塗り、お遍路の人の姿を形にしたという。資料館ではこの他、石を柔らかく見せる作品が特徴の長野県松本市の作家・伊藤博敏さんの展示会も開催されていて、いずれも来月9日まで開かれている。
