東京の最低気温は平年並みだが、最高気温は平年を上回る日が多い。朝と日中の温度差が10℃ほどの日が当たり前になっている。寒暖差疲労とは温度差が激しいと体内を一定の状況にしようとエネルギーを消費し、自律神経のバランスを崩れて疲労が蓄積されること。主な症状は倦怠感・頭痛・めまい・メンタルの不調・胃腸の不調など。温度差7℃以上で発症しやすくなるという。いとう王子神谷内科外科クリニック院長・伊藤博道は「10月になって格段に増えた、例年と比べ1.5倍~2倍ほどの患者がきている」とコメント。対策としては出かけるときは涼しくなることも考えて上着なども持っていく。早寝早起きをし、起きた後はストレッチやウォーキングを行う。入浴は38℃~39℃のぬるま湯に10分~20分間。北日本では朝冷え込み、北海道・旭川市では初氷が観測された。日中は全国的に平年よりも高い気温になっている。東京の週間予報を紹介。土曜日まで最高気温は25℃~27℃と高いが、日曜日以降は最高気温が20℃となる。21日(月)の最低気温は11℃。旭川市は最低気温が2℃となっているため、ダウンが必要。雪が降る可能性もある。きょうは移動性高気圧に覆われているが、あしたには抜けていき、北日本を寒冷前線が通過する。10月10日、気象庁は早期天候情報を発表。10月16日頃からの1週間は平年よりも気温が高い。西日本では30℃を超えるところもあるという。週末は一気に寒くなるため、体調管理に気をつけるよう呼び掛けた。