伊藤忠商事の石井社長が生出演。ビッグモーター買収、バフェット氏との関係、時価総額などについて伝える。石井社長は「伊藤忠商事グループと企業再生ファンドJWPと合わせて約400億円で買収し、5月に新会社『WECARS』を設立しました。。再建には企業風土、社員の意識改革が重要で、今後、成長していくためには新株主と経営陣がコンプライアンスを最重要視する組織へと変化させていき、中古車ビジネス全体の信頼を回復していくことにつなげていきます。また、2020年8月にバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが日本の5大商社の株を保有したことについて、バフェット氏とは定期的に会い信頼関係を構築しています。去年4月には、バフェット氏と伊藤忠商事・岡藤正広会長CEOが面談しました。バフェット氏は、日本の商社の収益構造の違いなどは理解しており、伊藤忠商事の堅実な非資源ビジネスの強みやバランスの取れたポートフォリオ、着実に利益を積み上げていく実績などを高く評価しています。バークシャー傘下の米国最大の衣料ブランド・フルーツ・オブ・ザ・ルームの日本、アジアにおける権利を取しました。伊藤忠商事での幅広い販路での展開し、さらにアジア市場に拡大します。また乾電池ブランド『デュラセル』とも代理店契約を発表しました。そして、伊藤忠商事の労働生産性は、岡藤CEOが進めた働き方改革を通じて効率性を追及したことにより、2010年の5倍以上に伸びています。単体従業員数はおよそ4000人で5大商社の中では最も少ないですが、その少ない人数で企業価値を上げるためには1人1人の労働生産性を上げる必要があり、夜の残業をやめました。また、2013年の朝方勤務を導入しました。市場の期待感、信頼感を得るために真摯に持続的成長、企業価値の向上に向かって立派な経営をして結果を市場に示していきます」などと話した。