先週水曜日に開催されたフジテレビ1月の番組審議会の様子を紹介した。テーマは「for the NEXT これからのフジテレビへ ~残すフジテレビ・変えるフジテレビ~」。人権を巡る一連の問題を受け、フジテレビは去年春に経営陣を一新。人権を最優先する会社として様々な改革に取り組んできた。ノンフィクションライターの最相葉月委員は社内の「内なる声」への意識の重要性を指摘し、テレビに求められる役割について語った。国際政治学者の三浦瑠麗委員は進んだガバナンス体制をつくることに成功しかけているなどと語った。脚本家の井上由美子委員は優秀なスタッフの離職が心配だと語り、人材の重要性を指摘した。放送作家・脚本家の小山薫堂委員は埋もれているものに目を向け、FNSネットワークを大切して「地方を忘れない」姿勢を貫いてほしいなどと語った。明治大学教授の齋藤孝委員は知性のある情報を多くしてほしい、本を扱う時間を増やしてほしいと要望した。大相撲解説者の舞の海秀平委員はの楽しいものを作ってほしい、弁護士の但木敬一委員長は情報の正確さを失わないでほしいと要望した。表現者のサヘル・ローズ委員は“声を拾う”ことの重要性を指摘した。多くの委員が最近高まっている“マスメディア不信”について意見を述べた。早稲田大学教授の岡室美奈子副委員長はオールドメディアと言われることに対して反撃する必要があり、どうすれば若い視聴者をテレビに引き戻すことができるかを業界全体で考える必要があると語った。フジテレビの清水賢治代表取締役社長は危機感を十分に感じているなどと語った。
