低体温症を予防するには、まず計ることが大事だという。寒さで怖いのは低体温症だけでなく、心筋梗塞や脳卒中など重篤な循環器の病気が寒さでリスクが上昇するという。被災地では、相乗的により増大していくことになるという。こうした事態を防ぐために、まずは血圧、食事、運動のケアが必要だという。食事については、避難所の生活は保存食が多くなるため減塩が必要になるという。身体から塩分を出すことも大事で、カリウムを摂取すると出やすくなるという。運動について、可能なら1日20分以上歩くことが必要。退出の際には、暖かい所から寒い所に出たときが注意が必要で、着込んで熱の放散を防いで温度差に対して防御が必要だという。場所がなければ足踏みも効果があるという。支援について、寒さ対策を避難所とかできちっとやるのが大事などとした。NHKでは、被災地での健康維持に役立つ情報をHPやXのアカウントで発信。