キャンプ初日、まず姿を見せたのは、今シーズン新加入の佐々木朗希投手。その10分後には、メジャー2年目の山本由伸投手も登場。続々とファンの前に現れる侍たちだが、大谷翔平選手はなかなかやってこない。すると、大谷選手、まさかのカートに乗って別のグラウンドに移動。去年はカートに乗らなかった。ファンや報道陣も急いで後を追いかけた。選手たちはさまざまなグラウンドで練習を行っているので、ファンや記者はそれを追うのが大変だとのこと。キャンプ初のブルペンで投球練習を行った佐々木朗希は、まず力強いストレートを見せる。そして得意のスプリットも披露。様々なグラウンドで練習をしているという選手たち。ロバーツ監督らが見守る中、変化球を織り交ぜて35球を投げた。岡島さんは、変化球も織り交ぜて、しっかり投げていたという。傾斜もボールも異なるので、なれるまでは時間がかかるという。佐々木は「僕の中ですごく緊張している。実戦形式で投げられるくらいに持っていきたい」と話し、記者からユニフォーム姿を見たか聞かれると「似合っているかはわからないが、心配だったので一度見てみた」と話した。大谷翔平も二刀流調整で圧巻のパワーを見せた。現地時間午前11時過ぎ、相手を座らせて変化球を交えて20球投げた後、打撃練習を行っている。この日は18スイングをして柵越えが10本と、けが明けではあるが見事払拭するような柵越えを見せた。