佐伯市ではハマチ7万匹の養殖が行われている。ハマチ2万匹を中国に輸出する予定だった。中国政府が日本の水産物の輸入禁止を発表したことで全てキャンセルになり、損出は1億円。出荷できない間のエサ代も余計にかかる。キャンセルになったハマチ2万匹のうち4割ほどの出荷先が決まった。一方、中国国内では中国政府が処理水批判を繰り返すなかブーメラン現象が起きていた。今年は水揚げされた魚やカニなどが値下がりしているという。中国政府が核汚染水と日本批判を続けた結果、中国の消費者が中国産海鮮物も敬遠するようになり中国の漁業関係者が苦しむ形になった。