- 出演者
- 小木逸平 太田昌克 佐々木一真 渡辺瑠海 田原萌々
オープニング映像。
コメンテーターは共同通信社編集委員の太田昌克さん。
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大谷はエンゼルスとの第2戦で3試合連続となる23号を放った。毎年6月を得意とする大谷だがここ7試合でホームラン6本と絶好調。昨日の試合では先制の2ランホームランを放った。ホームラン、打率ではリーグ単独トップに、打点は3位につけている。
今日は東北地方も梅雨入りするなど広範囲で大雨となった。各地で倒木や土砂崩れなどが起きている。福岡では朝から断続的に雨が降り、大雨注意報が出された。大分ではきょうの雨が影響しているかは不明だが土砂崩れが発生した。福岡市では博多祇園山笠の準備に追われる人が祭りに使う山車の棒締めと呼ばれる作業が行われた。被災地でも雨が降り輪島市では24時間で39.0ミリの雨を観測した。石川・輪島市では本格的な雨の時期を前に修理が追い付かないのが現状だという。震災で辛うじて崩壊を免れた尾坂針灸院だが、雨によって地下倉庫のが浸水被害を受けている。
きのう、例年より10日以上遅い梅雨入りをした新潟県では、私たちの生活に関わる異変が起きていた。近年の気候変化の影響で生産する米の種類を変える動き田出ている。コメ農家の水野美保さんによると、去年夏、田んぼに入ったひびなどの影響でコシヒカリの質が低下し売り上げが3割減ったという。このためコシヒカリよりも暑さに強い「新之助」という新しい品種を増やした。遅い梅雨は新潟のもう1つの宝にも影響を及ぼしていた。およそ1万匹のニシキゴイを飼育している松田養鯉場では池の水位が20cmほど下がっている。去年、水不足と猛暑の影響で20匹のニシキゴイが死に、400万円に及ぶ損害が出た。朝比奈諒さんは「夏の猛暑は一番不安」と話している。
今日から明日にかけて大雨や猛暑に注意。日本近海の海面水温と太平洋高気圧が極端な大雨と猛暑をもたらす要因となっている。群馬一部地域では最高気温が38度と予想されている。週後半には再び大雨の恐れ。
都知事選で迎えた初の週末。東京都知事・小池百合子候補は東京都の最西端の奥多摩町でダムを視察後、街頭演説に臨んだ。きのうば八丈島で牧場を視察し演説を行うなど、小池氏は都心から離れた地域の支持を都市部に波及させる“川上戦術”と呼ばれる選挙戦術を行った。一方、東京・渋谷では蓮舫候補が「RAG FAIR」の元メンバー奥村政佳参議院議員とともに現れた。蓮舫が訴えたのは若者を意識した内容だった。立憲民主党・手塚仁雄衆議院議員は「人がたまりやすい場所というのが一番選択する中では大きな要素」としている。前安芸高田市長・石丸伸二候補が演説場所として選んだのは“おあばあちゃんの原宿”ともいわれる巣鴨。その狙いについて藤川選挙戦術研究所・藤川晋之介代表理事は“狙うのはシニア層”だという。元幕僚長の田母神俊雄候補の姿は若者に人気の街新大久保にあった。選挙戦術は秘密と話すが自衛隊時代からの部下である榊原吉典氏は“田母神を知らない、日本の良さを知らない層を動かしたい”と話している。
米国軍基地が集中する沖縄で自衛隊基地の増強が進んでいる。“要塞化”ともいわれる現状を取材。きょう、慰霊の日を迎えた沖縄。来賓あいさつの途中、岸田総理に「沖縄を戦場にするな」とのヤジも飛んだ。沖縄県玉城デニー知事は自衛隊配備に対する強い不安を口にした。台頭する中国などを念頭に沖縄など南西諸島で進む自衛隊の配備強化、いわゆる南西シフト。2016年以降、次々と配備増強が行われ、一部からは要塞化との声も。沖縄県南西部に位置する宮古島。宮古ブルーと呼ばれる透明度の高い海が人気で年間およそ100万人が訪れる県内屈指の観光地。街が観光でにぎわう一方、島は自衛隊の基地問題に揺れている。陸上自衛隊の宮古島駐屯地では実戦的な訓練が行われていた。2019年に開設され、4年前にはミサイル部隊が配備されている。基地に挟まれた集落で暮らし駐屯地の目の前でメロンを栽培する仲里成繁さんは国が強引に自衛隊の配備増強を進めてきたと感じている。2021年には島の南部に弾薬庫が。その後、射撃訓練場も開設。そして、去年、宮古島で初めて公道を使った訓練を行っている。更には市民が避難できるシェルターも建設される予定。
沖縄・うるま市にも要塞化の波が押し寄せてきた。今年3月、本島では初となる地対艦ミサイル部隊が配備されたが、そこへ新たな訓練場の整備計画が持ち上がった。県立石川青少年の家は年間およそ4万人の小学生らが訪れキャンプや登山などが行われている。国はこのすぐ隣のゴルフ場跡地に訓練場などを建設すると言い出した。施設がこのことを知ったのは新聞報道だった。この国のやり方に住民からは不満が噴出。地元自治会や市議会、更に自民党の県連までもが反対に回った。そして計画は白紙となった。自民党沖縄県連の島袋大幹事長は国に申し入れを行った。自衛隊配備には容認の立場だというが国の進め方には不信感をもったと話す。米軍基地の7割が集中しているうえ自衛隊の配備強化も進む沖縄。今、沖縄の若い世代も危機感を抱いている。沖縄対話プロジェクトでは台湾有事を念頭に台湾や中国の専門家市民同士で直接話し合い平和的な解決を探ってきた。
国賓として招待を受けた天皇皇后両陛下が英国に到着された。現地のホテルまで到着。国賓としての訪英は初。
国賓として招待を受けた天皇皇后両陛下が英国に到着された。関係者によると両陛下を乗せた車は25日に晩さん会が行われるバッキンガム宮殿の前を通るなど予定よりも時間をかけてホテルに到着したという。滞在中はザマルでのパレードや両陛下がともに留学の場とされていたオックスフォード大学へのご訪問が予定されている。
日本全国の気象情報。
外食チェーンと激安スーパー。DX化の最前線を取材した。ディスカウントストアトライアル長沼店の店内に並ぶのはおよそ4万5000アイテム。いずれも驚きの激安価格。福岡に本社を構え現在、関東に57店舗を展開。次世代型スーパーとして注目されている。日用品や食料品などおよそ3500種類のプライベートブランド商品は衝撃の価格。安さだけでなく品ぞろえの豊富さも売り。一番人気はお総菜。ロースかつ重は年間700万食を売り上げる大ヒット商品。激安価格を実現する裏にはほかのスーパーにはない数々の秘策があった。その1つがレジカート。カートに設置された端末で商品のバーコードを読み込み籠に入れていくだけ。レジ待ちの長い行列に並ぶ必要はない。このレジカートの導入でトライアルでは人件費を2割削減。さらに店内の大型モニターでおすすめ商品などの情報を流し一般的なスーパーのPOPの役割を担う。出来たて総菜が並ぶタイミングで広い店内に一斉にアナウンス。従業員が声を出して呼びかける必要もなく店内中に一斉に告知し購買意欲をかき立てられる。この店ではデジタルサイネージの導入以降売り上げが1割以上アップした。さらに店には天井付近の至るところに最先端のAIカメラが合計41台配置されており、お客さんの流れや商品の状況をリアルタイムで解析している。福岡県の店舗ではAIカメラを生かした世界初の「商品の自動値下げ」を実験的に行っている。AIカメラがリアルタイムで販売状況を確認し、ある商品の在庫が多い場合AIが自動で値下げを判断。連動した電子値札の表示が切り替わる。弁当がこのように売れ残りが多い場合AIが判断して値下げする。これにより、人の手により値下げのシール貼りの作業が省けるため大幅な人員削減が可能になる。ほかにも福岡の店舗では顔認証によるレジでの無人決済もすでに実用化。様々なデジタル技術を活用し人手不足の解消と販売価格への還元につなげている。
最新技術で人手不足の解決を目指す動きは外食業界にも広がっている。全国におよそ350店舗を展開する大阪王将・西五反田店。エビチリや五目あんかけ焼きそばなどいずれもリーズナブルな価格で味わえる数々の中華メニュー。調理しているのは「I−Robo」というロボット。スタッフの作業はボタンを押して表示された食材を入れるだけ。加熱温度や時間、鍋の動きは自動で調整されるそう。わずか2分でパラパラチャーハンが完成。このI−Robo、単に調理するだけではなく大阪王将の料理人の技術や味を完全コピーしたロボットだ。大阪王将の職人は、その腕前に応じて1級から3級に分けられていておよそ500人の頂点に君臨する1級職人はわずか17人。入社12年目の渡部卓也もその1人。彼の鍋の振り方やお玉の入れ方火加減など細部に至るまで分析し、半年かけプログラミングした。I−Roboのへらは職人が振るお玉の役割。へらを回転させれば炒め物、止めれば煮物ができる。更に、中華の王道、マーボー豆腐。豆腐が形崩れしないようほとんどお玉を使わない職人にならってI−Roboもへらは動きない。更に、このあとのポイントが片栗粉を投入する際に鍋を火から離す、職人のこの動きも完全再現。1台で大阪王将20種類以上のメニューを調理できるという。店舗では作業効率が大幅にアップ、西五反田店では3人必要だった職人を2人で回せるようになり、更に、従来の定食は白米がセットだったのがおかずとチャーハンの定食が食べられるようなり、1人の職人が同時に作れるようになったことでおかずプラスチャーハンという夢の組み合わせが実現した。そんなI−Roboの最新型「I−Robo2」がお披露目されたのが食品製造に関わる最先端技術が一堂に会したイベント「FOOMA JAPAN2024」。作れるメニューはよりバラエティー豊かに。サイズをコンパクトにしてコンビニやスーパーでの導入を目指している。開発を手掛けたテックマジックの白木裕士社長は「働いている人がワクワクできる環境を作ることに貢献していきたい」と話していた。ただ、大笠王将の定番メニューの中で1つだけ再現が難しいメニューがある。それは天津飯で卵のふわとろ感丸い仕上がりなど現状のロボットでは再現が難しいという。ただ大阪王将は「難度は高いが必ず実現したい」と話していた。
今後のがん治療を進化させる可能性を秘めた手術に臨む1人の医師。ただ、今回の主役は医師だけではなく国産の手術支援ロボット「ANSUR」。医師の右手の動きにロボットのアームが連動、ロボットが膜や組織を引っ張り、医師が、がんのある部分の周りを切っていく。本来、複数の外科医で行っていた手術を執刀医1人でこなすことができる。日本で最も多い年間およそ15万にがかかる大腸がん。国立がん研究センター東病院の伊藤雅昭医師は2000例を超える大腸がん手術の実績がある。近年、大腸など多くのがんの手術で行われているのが腹腔鏡手術。普通は3人の外科医が内視鏡の映像を見ながら連携して進める。出血量が少なく回復も早いのが特徴。この腹腔鏡手術を1人で行えるようサポートするのが伊藤医師たちが中心となって独自に開発した手術支援ロボット「ANSUR」だ。ロボットにはカメラのアームそして、鉗子がついた2本のアームがある。執刀医は両手に手術器具を持つ。3本のアームのうち動かしたいものを選び、足元のフットスイッチを踏み続ける。すると、執刀医の右手の動きに連動してロボットのカメラや鉗子も動く。本来、助手たち2人が行う器具の操作を1台のロボットが担うことで執刀医がイメージするとおりの手術ができるメリットがある。実際の手術はどうやっているのだろうか。器具を受け渡す看護師がサポートし伊藤医師が1人で執刀する。患者はステージ2の直腸がんの男性。直径4cmほどのがんが直腸の中にある。周りには多くの臓器や血管重要な神経も集中しているため傷付けないように慎重な技術が求められる。手術では体内で直腸を支える膜や組織を適切な強さで引っ張ることで見えるはく離層を切ることが求められる。手術開始から2時間、がんがある部分に到達した。画像では4cmほどとみられていたがんが実際には少し大きかったことがわかった。周りに脂肪がついているこの直腸の中にがんがある。周囲の脂肪やリンパ節とともに直腸がんを無事切り取ることができた。開始から4時間、手術は成功。ANSURを使った手術はこの病院で20例以上行われていて国内のほかの病院にも導入され始めている。
構想から6年ほどで完成したANSUR。開発のきっかけは市場で圧倒的シェアを持つロボット「ダビンチ」だった。伊藤医師は当時東京大学の助教だった安藤さんたちとともに新たな手術支援ロボットの開発を始める。可能な限りコストを下げるためにロボットが果たす役割を徹底的に絞り込んだ。カメラで的確に視野を確保できしっかり膜や組織をつかんで引っ張れる。この2つを執刀医が自らのイメージどおりに行えるようにした。4月から勤務医の残業を減らすなど働き方改革が始まる中「ANSUR」はその解決策の1つとなる可能性を秘めている。更にもう1つ医師の働き方改革の一助となり得る画期的なプロジェクトが進められている。手術中に傷付けてはいけない部分などをAIが自動的に表示。システムを支えるのは全国の病院から集められた腹腔鏡手術の動画データベース。それをもとに、この部屋で血管や神経といった重要な部位の正確な位置をAIに学習させる。すると、実際の手術の際映像に切っていい箇所や傷付けてはいけない部分がリアルタイムに表示される仕組み。AIによる手術支援はすでに大腸がん患者への腹腔鏡手術で臨床研究が進んでいるという。
サハリーカントリークラブで行われているKPMG全米女子プロゴルフ選手権3日目。今月、全米女子オープンでも2位に入り好調の渋野日向子は16番、10mのパーパット。上りの難しいフックラインのせめ、優勝争いに踏みとどまった。メジャー2勝目となればパリオリンピックも見えてくる。一方、山下美夢有は優勝すればオリンピック出場が無条件で決まる。この日はスコアを2つ伸ばして2位に浮上。パリオリンピック出場更に初のメジャー制覇へ最終日に挑む。
バレーボール女子ネーションズリーグの準決勝。赤の日本は世界ランク1位のブラジルを相手にキャプテン、古賀がバックアタック。エース、石川もセンターから攻め、ダブルエースが活躍を見せる中2人を上回る奮闘を見せたのが22歳の和田由紀子。デュースまでもつれた第1セットのセットポイント、そして第3セットも最後を決めたのは和田。勝負強さはピカイチ。身長174cmと決して大きくないがサーブの破壊力も抜群。フルセットを戦い和田はチーム最多の21得点をあげ、パリ五輪の同組でもあるブラジルから価値ある勝利をあげた。試合結果は日本3−2ブラジル。
ハンガリー・ブダペストを舞台に都市型スポーツと呼ばれるBMXフリースタイルスケートボード、ブレイキンスポーツクライミングの4競技の最終予選が1つの会場で行われている。すり鉢状のコースで技を競うスケートボードのパーク。世界ランキング4位の16歳草木ひなのがパリオリンピック出場をかけ決勝に挑んだ。迫力ある滑りからついた異名は鬼姫。ノーミスで滑り切るフルメイクのランを見せた草木は全体5位でフィニッシュ。この結果、草木を含め開心那、四十住さくらの3人がパリオリンピックへの切符をつかんだ。そして、男子ストリート決勝では東京オリンピック金メダルの堀米雄斗が優勝し日本勢5番手から大逆転で小野寺吟雲、白井空良とともにパリへの切符を勝ち取った。一方、女子のスポーツクライミングでは森秋彩とともに野中生萌が2大会連続のオリンピック出場を決めた。
北海きたえーるで行われた日本生命カップ、日本VSオーストラリア。パリオリンピック代表争いにつながるバスケ代表の強化試合で、昨日1点差で敗れた日本は3点を追う日本は試合時間、残り18秒で河村が執念の同点スリーを放ち、引き分けに持ち込んだ。このあと、NBA組も加わり来月、韓国との強化試合に臨む。試合結果は日本95−95オーストラリア。