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「国立がん研究センター」 のテレビ露出情報

今後のがん治療を進化させる可能性を秘めた手術に臨む1人の医師。ただ、今回の主役は医師だけではなく国産の手術支援ロボット「ANSUR」。医師の右手の動きにロボットのアームが連動、ロボットが膜や組織を引っ張り、医師が、がんのある部分の周りを切っていく。本来、複数の外科医で行っていた手術を執刀医1人でこなすことができる。日本で最も多い年間およそ15万にがかかる大腸がん。国立がん研究センター東病院の伊藤雅昭医師は2000例を超える大腸がん手術の実績がある。近年、大腸など多くのがんの手術で行われているのが腹腔鏡手術。普通は3人の外科医が内視鏡の映像を見ながら連携して進める。出血量が少なく回復も早いのが特徴。この腹腔鏡手術を1人で行えるようサポートするのが伊藤医師たちが中心となって独自に開発した手術支援ロボット「ANSUR」だ。ロボットにはカメラのアームそして、鉗子がついた2本のアームがある。執刀医は両手に手術器具を持つ。3本のアームのうち動かしたいものを選び、足元のフットスイッチを踏み続ける。すると、執刀医の右手の動きに連動してロボットのカメラや鉗子も動く。本来、助手たち2人が行う器具の操作を1台のロボットが担うことで執刀医がイメージするとおりの手術ができるメリットがある。実際の手術はどうやっているのだろうか。器具を受け渡す看護師がサポートし伊藤医師が1人で執刀する。患者はステージ2の直腸がんの男性。直径4cmほどのがんが直腸の中にある。周りには多くの臓器や血管重要な神経も集中しているため傷付けないように慎重な技術が求められる。手術では体内で直腸を支える膜や組織を適切な強さで引っ張ることで見えるはく離層を切ることが求められる。手術開始から2時間、がんがある部分に到達した。画像では4cmほどとみられていたがんが実際には少し大きかったことがわかった。周りに脂肪がついているこの直腸の中にがんがある。周囲の脂肪やリンパ節とともに直腸がんを無事切り取ることができた。開始から4時間、手術は成功。ANSURを使った手術はこの病院で20例以上行われていて国内のほかの病院にも導入され始めている。
構想から6年ほどで完成したANSUR。開発のきっかけは市場で圧倒的シェアを持つロボット「ダビンチ」だった。伊藤医師は当時東京大学の助教だった安藤さんたちとともに新たな手術支援ロボットの開発を始める。可能な限りコストを下げるためにロボットが果たす役割を徹底的に絞り込んだ。カメラで的確に視野を確保できしっかり膜や組織をつかんで引っ張れる。この2つを執刀医が自らのイメージどおりに行えるようにした。4月から勤務医の残業を減らすなど働き方改革が始まる中「ANSUR」はその解決策の1つとなる可能性を秘めている。更にもう1つ医師の働き方改革の一助となり得る画期的なプロジェクトが進められている。手術中に傷付けてはいけない部分などをAIが自動的に表示。システムを支えるのは全国の病院から集められた腹腔鏡手術の動画データベース。それをもとに、この部屋で血管や神経といった重要な部位の正確な位置をAIに学習させる。すると、実際の手術の際映像に切っていい箇所や傷付けてはいけない部分がリアルタイムに表示される仕組み。AIによる手術支援はすでに大腸がん患者への腹腔鏡手術で臨床研究が進んでいるという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月8日放送 0:38 - 1:28 NHK総合
NHKスペシャル(NHKスペシャル)
再生医療を審査する制度が患者の誤解につながりかねない状況について、国は5月以降、ルールを改正し、審査の場で治療法の効果の見込みをより詳しく議論するよう求めるとしている。

2025年6月5日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
任期満了に伴ってことし8月に行われる横浜市長選挙に現職の山中竹春氏が立候補することを表明した。山中氏は埼玉県出身の52歳で、国立がん研究センターなどに勤めた後、横浜市立大学医学部教授となり、前回の横浜市長選挙で初当選した。横浜市長選挙には小山正武などが立候補を表明している。横浜市長選挙は今年7月20日に告示され、8月3日に投票が行われる。

2025年6月2日放送 17:00 - 18:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
国立がん研究センターの統計によると2023年の大腸がんの死亡するは男性2万8000人、女性2万5000人となっている。大腸がんは年間14万人以上が診断されており若い人でも増えているとされる。遺伝子変異を引き起こす一部の腸内細菌をターゲットにした薬の開発が進められている。大腸がんの5年後の生存率はステージ1で見つかると90%以上、ステージ2で見つかると80%以[…続きを読む]

2025年6月2日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび(ニュース)
日本人が罹患するがんで最も多い大腸がん。若い世代でも増加傾向にあることが分かっている。原因のひとつを突き止めたのが国立がん研究センター・柴田龍弘分野長。大腸に数万種類存在するという腸内細菌。その一部の細菌から分泌されるのがコリバクチン毒素。この毒素が大腸内の染色体に変異を与えることが大腸がんの原因のひとつと考えられている。柴田分野長は世界11か国981人の大[…続きを読む]

2025年6月2日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
日本人の大腸がんの半数に一部の腸内細菌が作る毒素が関係している可能性があるとする研究結果を国立がん研究センターなどのグループがまとめた。大腸がんを予防する薬の開発につなげたいとしている。

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