愛媛県 伊方町の二名津地区は古民家が軒並ぶ集落。織物体験教室「をへや」では「裂き織り」作りを体験できる。裂き織りとはヨコ糸の代わりに裂いた古生地を再利用する織物。明治時代は裂き織りで仕事着などを作っていた。この伝統織物を後世に残そうとしているのは、7年前に広島から移住してきた橋田さん。愛媛・宇和島出身。広島で会社員をしていたが、この裂き織りを見て感動し移住を決心したという。現在は地元住民や観光客向けに教室を開いている。橋田は伊方町の生きやすさについて、都会では味わえない人々とのつながりがあると話した。クルーは佐多岬半島の最先端へ向かった。