トヨタ自動車は今年3月までの1年間の業績を発表し、本業の儲けを示す営業利益は1年前に比べて96.4%増え5兆3500億円だった。過去最高益を更新し、営業利益が5兆円は日本企業で初めて。北米やヨーロッパを中心にハイブリッド車の販売が好調だったほか、為替レートが円安基調で推移したことも追い風になった。ただ来年3月までの業績予想は営業利益が19.7%減少する見込み。ダイハツの認証不正問題などを受けて仕入れ先や販売店を含めた人材育成などへの投資に3800億円を投じる。
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