阪神は秋の練習が始まり、藤川球児新監督が率いる新体制のチームが始動した。藤川監督は「疲れているところ、またエンジンをかけさせないといけない」と語った。甲子園球場に姿を見せた藤川監督は、現役時代と同じ背番号22のユニホーム姿を初披露した。グラウンドでは終始笑顔。今シーズン13勝の阪神・才木浩人投手や、打線の中軸を担う阪神・佐藤輝明選手などに声をかける場面が見られた。岡田前監督からバトンを引き継いだリーグ最年少、44歳の指揮官。来シーズンのリーグ優勝と日本一奪還へ、そのことばには早くも熱がこもった。藤川監督は「いかに熱く、秋季キャンプに入っていけるかが、来年に向かう意味でも非常に大事だと思う」と語った。