佐賀市にある「佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館」が開館から20年を迎え、施設のこれまでの歩みを振り返るパネル展が開かれている。施設の前身「佐野常民記念館」が20年前に開館した際の様子を紹介するパネルでは佐野常民の没後100年に合わせ、記念館が建設されたと説明されている。また、幕末の佐賀藩の海軍施設の跡地三重津海軍所跡の発掘現場や2015年に世界文化遺産への登録が決まった際の写真が掲載されている。このほか歴史館で年に3回程度開かれてきた、すべての企画展のチラシも展示され、医療や芸術といった幅広い分野に貢献した偉人の功績を伝えてきた活動が紹介されている。今月25日まで。