総社市にある全国で10番目の大きさを誇る前方後円墳「作山古墳」で、古墳の保存・活用に向けた計画策定に必要な情報を得るため、初めての発掘調査が行われた。吉備の国の有力首長が葬られていると考えられている。作山古墳は墳丘の侵食が進んでいる一方、自由に立ち入りができるため見学路の整備などが課題になっている。総社市・片岡市長は「いよいよきょうから発掘調査によって明らかにしていく」などとコメントした。総社市では今年度から6年間かけて発掘調査を行い、古墳の形や規模、埴輪、葺石などを探ることにしている。
住所: 岡山県総社市三須
