国交樹立130周年を記念し、ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女・佳子さま。日本時間7日、淡い黄色の和服に身を包み、出迎えたサンパウロ州知事と笑顔で握手を交わされた。歓迎レセプションで佳子さまはお言葉を述べ、州知事から最高位の勲章を受け取られた。翌日、サンパウロにある日系人が設立した高齢者施設を訪問された。日系2世で92歳の入居者から歓迎の花束を贈られた。膝を折り一人一人と目線を合わせ、佳子さまは「どのように過ごしていらっしゃいますか」「お体を大事にしてくださいね」などと声をかけられた。その後、日本語教育に取り組む学校を訪問された。式典では生徒たちによるサンバの合唱が披露され、大きな拍手を送られた。学園内ではブラジル伝統の収穫祭の踊りが披露されたほか、佳子さまは保護者が手作りした伝統のお菓子などを実際に口にし、「本当においしかったです」と述べられた。