映画「侍タイムスリッパー」の安田淳一監督がスタジオに登場。作品はタイムスリップしてきた幕末の侍が時代劇の斬られ役として活躍する物語。スタッフは総勢10名足らずで、安田監督は監督・脚本など1人で11役以上をこなしたという。安田監督は「脚本を多くの人に読んでもらって、映画化したほうがいいよと後押ししてもらった。自分の中で上手くいく確率は1割程度だったのでかなりのギャンブルだった。周りの人の協力で予算は当初より抑えられたが、それでもマンションが買える額だったので終わってからの預金残高は6250円だった」などと話した。映画は7月にカナダで開催されたファンタジア国際映画祭で観客賞金賞を受賞。作品の中で助監督役の女優は実際の現場でも助監督を務めていたという。監督の実家は京都で米農家を営んでおり、監督の父親が亡くなってからは映画製作と米作りを兼務していたという。