映画「侍タイムスリッパー」について安田淳一監督にインタビュー。ストーリーの発想について、数年前にテレビのCMで有名な俳優が現代にタイムスリップしてきて右往左往するCMがあったと思い出し、前作で出た切られ役の福本清三が結びついた。時代劇の愛について、お金はかかる懸念があったが、見切り発車でやった。コロナ禍で出資が途絶えたので自分の予兆金全てと車を売った。安田監督は京都生まれで、高校生の頃に黒澤明監督の「椿三十郎」に出会った。大学生の時に8ミリ・ビデオの撮影を始め、20代からはブライダル撮影などで生計を立てた。47歳で初の長編映画を制作し、侍タイムスリッパーは3本目となる。実家はコメ農家。