台湾総統選に向けた政見放送で、中国に融和的な国民党の侯友宜候補は、対話を続けることで衝突を回避すると主張した。与党・民進党の頼清徳候補については、台湾独立を主張していると批判した。第3勢力の民衆党・柯文哲候補も、台北市長だったころに、中国と対等に交流し、台湾の権益は損なわなかったと主張した。民進党の頼清徳候補は、独立ではなく、現状維持を強調した。中国の習近平国家主席は、統一を主張しているとし、中国に近い両候補を批判した。次回、22日の政見放送には、副総統候補の3人が登壇する。
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