自然豊かな長野県・信州新町で地元に人に聞くと偉業を成し遂げた男性が話題。巨大な薬師如来像の大きさは二階建ての家に匹敵する高さ5.4メートル。造ったのは西澤治夫さん(75)。西澤治夫さんは、良く仏師さんとか彫刻家ですかと言われるが、趣味が高じてだんだんエスカレートしてこんなんなっちゃった、完全な趣味だと話す。50歳を過ぎ新たな趣味をと知人の紹介で彫刻に挑戦しでドハマリしたという。巨大パーツを組合わせる寄木造りに挑戦し、4年の間コツコツと大仏を一人で完成させた。妻の悦子さんに話を聞こうとすると、お昼を振る舞ってくれた。大仏について聞くと、趣味があるのはいいことだがちょっと突出しすぎて困っちゃってるかな、でも歓声もすれば応援もしてあげないとな、と話していた。たった一人の偉業の裏には体を気遣う妻の姿があった。