難関ポイント1は重要文化財の部材を壊すことなく取り外せ。創建当初の部材をできるだけ残す今回の解体工事。鴨居は創建当初からある部材。当初、鴨居は内法長押という部材に和釘で固定されていたが、工事際に洋釘で補強された。宮大工の山本さんによると、繰り返し補修が行われたことで解体がいっそう複雑になっているという。鴨居の取り外しなどをする専用工具・鴨居ジャッキを使う。釘のサビにより、無理に釘を抜こうとすると部材が壊れてしまう。洋釘を慎重に切断していく。釘を切った瞬間、鴨居が動いた。創建当初に打たれた和釘は長年潮風を浴びて腐って無くなっている。身長に釘を外していき鴨居が取り外された。
住所: 神奈川県鎌倉市材木座6-17-19
URL: http://park16.wakwak.com/~komyo-ji/
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