「コメは買ったことがない」と発言し批判を受けていた江藤農水大臣が今朝、石破総理に辞表を提出し受理された。国会記者会館から中継。野党各党が江藤氏の辞任や更迭を求める状況で、石破総理は江藤氏を続投させることは困難だと判断。事実上の更迭となる。江藤農水大臣は「信頼を私が損なってしまったということであれば、私が一線から身を引くことが国民にとってもいいことだと判断した」と述べた。江藤氏の辞任について石破総理は「全て任命権者たる私の責任だ」と述べた。石破政権で閣僚が事実上更迭されるのは初めてで、夏に参議院選挙も控える中、政府与党内には危機感が広がっている。石破総理は江藤氏の後任に自民党の小泉進次郎前選対委員長を充てる方針。地名度の高い小泉氏を新たに起用し、体制の立て直しを急ぐ考え。与党内からは江藤氏の辞任は「政府の信頼を落としかねず当然だ」との声が上がる一方、立憲民主党の野田代表は「総理の説明責任が求められてくるのではないか。常に一手遅い、判断の遅れがずっと続いているように思う」と述べた。午後の党首討論で野党側は石破総理を追及する方針。