去年と同様に今年のサンマの量も低い水準になると水産庁が予測していたが、北海道根室市で初水揚げされたサンマはおよそ67トン。去年の140倍以上。まとまった量がとれた要因の一つと考えられているのが漁の解禁日を統一したこと。全国さんま棒受網漁業協同組合によると、従来、船のサイズによって漁の解禁日をずらしていたが、不漁を打開しようと今年すべての船を8月10日に一斉解禁とした。都内のスーパーではサンマの価格は378円で売られていた。かつての手頃な値段とはいかないが去年よりは安い。今後の水揚げについて専門家は、今月も去年より多く獲れる状況が続くというが、10月頃を境に減少傾向に転じると予測。最終的な水揚げ量は去年と同じ水揚げ量になるのではないかという。
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