春闘は、大手企業の集中回答日を迎えた。3年連続で賃上げの勢いが続くのかが争点。スーパー・外食業界などで作る労働組合から中継。トヨタ自動車は5年連続の満額回答。日立製作所・NECっは1万7000円のベースアップを満額回答。三菱重工など重工業各社も1万5000円の満額回答となった。賃上げが相次ぐ背景には物価高と人手不足。食料品中心に物価高が続く中、実質賃金はマイナス基調で手取りを確保するため組合側は、32年ぶり平均6%超の賃上げ率を要求。一方、経営側も人手不足の中賃上げしないと人材確保や定着をはかることが難しいという現状に直面していることがある。