イチローさんの高校生指導に独占密着。10校目の今回は県立岐阜高校。創部140年と由緒ある野球部。毎年東大合格者を出す進学校でもあるが、夏の甲子園出場は70年遠ざかっている。監督から今の課題を聞いてみると、キャッチボールから上手くないという。イチローは「顔が動くと野球は一気に難しくなる。頭を動かさず下半身を使って投げる」などと極意を伝授。大田選手がイチローモデルのグラブを使っているのを発見。憧れのイチローさんから送球の極意を伝授され、それを見た他の選手たちも次から次へと質問攻め。一人一人直接指導したイチローさんは、練習の合間には選手とも打ち解け1日目が終了。2日目は選手からリードの考え方や送球の基本を教えてほしいと言われた。チームで決められた走塁方法が、イチローさんの目には疑問に映った。イチローさんの走塁を早速実戦してみる選手達。さらに実践形式の練習で走塁を試してみることに。少しずつでも教えを吸収し前に向かう選手たちの姿があった。2日間の指導を終え、イチローさんから「野球も頑張る、勉強も同じように頑張る。それが出来ると思った。いいチームになれると思う」などと述べた。槇原さんは「選手たちの受け取り方が素直でいい。こういうことで勝てる試合が1つ増えればもっと楽しくなる」などとコメント。