パリオリンピック1週間前に日本体操協会が衝撃の発表を行った。女子のエースだった19歳、宮田笙子が代表を辞退。その理由は喫煙と飲酒だった。今月15日に宮田に関する情報提供が強化本部にあった。その翌日に、所属先のコーチが宮田本人への確認を実施し17日には一時帰国を指示。そして昨日、宮田の両親同席のもと改めて聞き取りを行ったところ喫煙を認めたという。現在、19歳の宮田。法律では18歳から成人となっているが20歳未満の喫煙は禁止されている。更に、情報提供があったのは喫煙についてだけでなく飲酒行為も確認されたといい話し合いの結果、出場辞退に至ったという。宮田はパリオリンピックの代表選考を兼ねた今年の全日本選手権で個人総合で初優勝を果たすなど個人と団体で代表入り。体操女子日本代表の新エースとして期待されていた。60年ぶりの表彰台を目指す団体についてはキャプテンとしての決意も。宮田の辞退によりエースを欠くことになった体操女子日本代表。補欠選手も帯同しているが登録期日を過ぎていること、そして病気やけが以外の交代は認められないことを理由に現在、登録されている4人で戦うという。