國學院大學のキャプテン・平林清澄(4年)が「箱根に命懸けて、人生懸けて、ここまでやってきた」と話し、箱根駅伝“初優勝”に挑む國學院大學。今月7日、多摩川の河川敷で行った國學院大學の練習に密着した。いい雰囲気で行われている練習では、“箱根で勝ちたい”という思いをチームで共有して、ひたむきに走り込んできた。10月の出雲駅伝、そして先月の全日本大学駅伝で優勝した國學院大學は、史上6校目の“大学駅伝3冠”を狙える過去最強の布陣。今月13日に行われた壮行会には大勢の人たちが集まっていた。それでも選手たちに気負いはなく、副キャプテン・山本歩夢(4年)は「すごく楽しみでワクワク」、青木瑠郁(3年)は「自分の思うように練習が積めている」、辻原輝(2年)は「僕は冬が得意」と話していた。チームが掲げるスローガンは「歴史を変える挑戦」。悲願の箱根駅伝“初優勝”へ、歴史を変える準備はできている。キャプテン・平林清澄(4年)は「残すは第101回の箱根駅伝だけです。今年こそ前田(康弘)監督の大号泣が見られるように、総合優勝をとれるように、全力で頑張ります」と語った。