- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像。
今日は30分早い番組スタート。8時40分ごろから新春特別企画。
輪島朝市は出張朝市を開始した。漆器店「なつめの店 小西」は「1月1日のまま止まっている」とコメント。能登地震から1年が経過した。公費解体完了は約4割にとどまる。
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多くのプロ野球選手が年末年始も関係なく自主トレを行っており、阪神のルーキー2人が三が日の自主トレを公開した。1月2日から自主トレを始めたのはドラフト2位ルーキー・今朝丸裕喜。最速151キロを誇る未来のエース候補だが、まだ高校卒業前の18歳。当面の目標は187cm、77kgの体を強く大きくすること。今朝丸は「いいスタートを切れるようにやっていきたい」と語った。翌日の3日には、ドラフト1位・伊原陵人がキャッチボールなど約2時間のトレーニングを公開。伊原は大学・社会人を経て入団する24歳。伊原は「目標は新人王」と語った。
王貞治、張本兆治とスタジオトーク。去年のプロ野球から振り返ると、DeNAが下克上、日本一に輝いた。巨人、DeNA、ソフトバンクについて、張本さんは「巨人は打線が悪かった」などとコメント。また、昨年の投高打低と呼ばれる流れについての話題になり、3割バッターはセリーグが2人(DeNA・Tオースティン、ヤクルト・Dサンタナ)、パリーグは、僅かに1人(ソフトバンク・近藤健介)しかいないとのこと。続いて、ソフトバンクは来シーズンに向けて上沢直之を迎え入れた一方、石川柊太と甲斐拓也が退団となった。王は「ピッチャーに関してはもっともっとほしい」などとコメント。また、田中将大が巨人に入団したことが伝えられた。
佐々木朗希投手の代理人ジョエル・ウルフ氏が会見を開き「20球団から交渉のための資料が届いた。朗希にとって大切なのは全てのプロセスが公平で平等であること」と語った。争奪戦となっている佐々木投手は公平な交渉を進めるため、いくつかの要求をしたとみられている。ウルフ氏は「全てのミーティングを2時間以内に制限することにした。ミーティングは私たちのオフィスで行われる」と述べた。既にミーティングを終えている球団もあり、交渉期限(今月24日)に向けて更なる動きがあるとみられている。ウルフ氏は「次のステップは候補を絞り込むことになる可能性が高い。最終的な決定をするために、1つか2つの球団を訪問し検討するだろう。彼は史上最高の選手の1人になりたいと言っている」と述べた。
王貞治、張本兆治とスタジオトーク。佐々木朗希投手は交渉について、決定プロセスを公平にするために、ミーティングは2時間以内など、いくつかの条件があると解説。次に、ドジャース・大谷翔平の来シーズンについての話題になり、張本は「アメリカのホームラン年間最多記録である73本を通り越してほしい」などとコメントした。
河村勇輝はサンダー戦に第4クオーター途中から出場し、自ら切り込むとシュートすると見せかけてノールックパスでダンクを演出した。シュートも好調だった。河村はこの日NBAで初の二桁得点をマークした。
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ライスボウルは4年連続で同じ対戦となった。過去に3回富士通に3敗しているパナソニックが奮闘する。第2クオーターで立川が同点のタッチダウン。更に追加点を入れてパナソニックが3点をリードして前半を折り返す。パナソニックが優勝し、悲願のリベンジ達成となった。
全日本高校女子サッカー選手権3回戦、藤枝順心は大阪学芸と激突。前半14分には先制し、5分後には2点目をあげる。後半も追加点を獲得し、藤枝順心は三連覇へ一歩前進した。男子はベスト4が出揃った。
ニューイヤー駅伝で5年ぶりの優勝を目指す旭化成は、去年九州実業団駅伝に出場し1秒差で黒崎播磨に競り勝って優勝したが、力をすべて出しきれていないと顧問の宗茂さんは納得していなかった。アンカーの井川がゴールまで残り約10キロのところで先頭に追いつき、残り500メートルで一気に置き去りにした。2位と8秒差で旭化成が日本一になった。宗茂さんスパートに関しては辛口だったが、ニューイヤー駅伝はあっぱれ!ですと話した。
箱根駅伝、2日の往路を引っ張ったのは中央大学だった。吉居駿恭がスタート直後から独走し、青山学院などを引き離して2区につなぐとそこからトップを譲ることなくアンカーにたすきを繋いだ。45秒差でスタートした青山学院大学が若林が迫り、9.5キロを過ぎたところで逆転し青山学院が2年連続の往路優勝を掴んだ。
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- 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走
復路は時差スタート。まずは8時ちょうどに往路1位の青山学院がスタート。1分47秒差で中央、2分29秒差で早稲田がスタートする。6区は山下り。強さをみせる青山学院は4年の野村昭夢が力走。野村は56分47秒の区間新記録で7区にタスキをつなぐ。その後もトップを走り続ける青山学院。9区の田中悠登の給水では乾杯する姿も見られた。最後までトップを守りきった青山学院大学が10時間41分19秒の大会新記録で総合2連覇を果たした。王貞治氏は「青学の選手は優勝しかないという気持ちで走っている気がする」などとコメント。
江の島からの映像を背景に気象情報を伝えた。
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- 江の島(神奈川)
今から80年前、第二次世界大戦が終結。平和の訪れと共に幸せの扉が開くと人々は信じていた。しかし、幸せの形を巡り、今アメリカでは大きなすれ違いが生じている。すれ違いはドイツでも。難民に寛容だったドイツでも排斥の動きが強まっている。家族を巡ってもすれ違いが。戦後80年の今を見つめる「すれ違う幸せのかたち」。
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- ドナルド・ジョン・トランプ
2025年は第二次世界大戦が終わり、80年。この間に私達の思い描く幸せのかたちは大きく変わった。立場の違いが世界各地に分断を生んでいる。きょうは「国のすがた」「居場所」「家族」の3つのキーワードからすれ違う幸せの形について考えていく。まずはトランプ氏が返り咲く直前のアメリカから。
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- ドナルド・ジョン・トランプ
アリゾナ州フェニックスには家を失ったホームレスが何千人といる。アメリカのホームレスは去年過去最多となる77万人に。アリゾナ州では4年で約3倍の約1万4700人となった。治安が悪く昼間は外に出るのを断念したが、夜になり、彼らを支援するNPOに同行し取材。生活に困窮する人たちのため、炊き出しが行われていた。ホームレスになった理由について、インフレで家賃が払えずホームレスになった人は約6割だという。薬物に手を染める人もいるという。ホームレスであふれる地域から車で約5分のところで、トランプ氏が大統領選後、トランプ氏が初めての演説集会を行おうとしていた。演説が行われる場所には高校生や大学生も集まっていた。集会を主催したのは保守系の学生団体。演説会場はライブ会場のようでDJのショーも行われていた。トランプ氏登場前には長男の演説などがあった。そしてトランプ氏が登場すると会場は総立ち。トランプ氏の「幸せ」という言葉に歓喜する若者たち。彼らが思い描く幸せとは超大国だった頃のアメリカへの憧れだった。
1945年のアメリカは第二次世界大戦に勝利し、人々は歓喜に沸いていた。戦後のアメリカは驚異的な経済成長をとげ、国民総生産は15年で2倍に。ハリウッド映画に出てくるような生活は世界の憧れとなった。そんなアメリカに戻ることで幸せになれる、それを実現するのがトランプ氏だと考えているという。演説会場には「銃をもつ自由」を主張する展示や人工妊娠中絶禁止などを訴えるブースもあった。トランプ氏が演説した保守系団体の集会には4日間で約2万人が来場。主催団体の名は「ターニングポイントUSA」。トランプ氏の返り咲きがアメリカの転機となり、幸せになれるという期待感があった。
一方、盛り上がる会場の外では不安を抱える人の姿があった。国の姿をめぐり、幸せのかたちがすれ違っている。
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「近年の米国では、大都市の中心部でも道を一本隔てるだけで貧困と隣り合わせ」ということは聞いたが、実際にアリゾナ州の州都フェニックスに行ってみて車を走らせたら、本当に街中は当たり前のようにホームレスの人たちが暮らしていて、しかも薬物に体をむしばまれていて社会復帰が絶望的だなという人も少なくなかった。これは取材したアリゾナ州だけでなく、物価高や家賃の高騰で全米に広がっていることだと聞いた。米国は今ももちろん経済大国だが、困の拡大というのは本当にすさまじいものがあると感じたし、物価高で生活が脅かされる、自分もいつ家賃が払えなくなってホームレスになるかも分からないという不安や不満が社会の根底に溜まっていて、それが政治の対立を抜き差しならないものにしているんだなということを実感した。米国が直面している最大の問題、1「インフレ」、2「医療費の負担」、3「共和党、民主党の対立」(ビューリサーチセンター2023年調査)について、スタジオ解説。3「共和党、民主党の対立」で共和党側、民主党側それぞれの主張内容を紹介。保守とリベラルのすれ違いが広がる中、もう間もなくトランプ次期大統領が返り咲く。戦後80年を迎える今年、米国がどのような国になっていくのかについて。大阪大学特任教授・藪中三十二さんは「アメリカ国内には外国の紛争に兵士を送ることをもう止めようという声がある」などコメント。