- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
“トランプ前夜”の米国について。中央大学教授・目加田説子さんは「アメリカで起きていることの根底には懐古主義があると思う。つまり昔に戻れば自分たちは幸せになるという。世の中そんなに単純ではない。世界ではグローバル化が進んでいる。懐古主義などに陥っていることによって新しい世代たちの視点であったり可能性・機会を奪ってしまうことにつながるのではと危惧している」などコメント。畠山澄子さんは「トランプさんが自国主義を掲げている。そこに共鳴する熱狂的な支持者がいるという構図。トランプさんが掲げる政策は一時的にはアメリカを潤すかもしれないし、一時的に不安が解消されるかもしれない。そういうアメリカが世界にとってどういう存在になっていくのかと考えたとこに中長期的には悪影響は否めないと思う。気候変動ひとつ取っても国際的な枠組みから抜けると言った先に何があるのかといったら、グローバルサウスを中心として世界がその損害を被るしかないとなる」などコメント。「報道1930」キャスター編集長・松原耕二さんは「トランプ氏はバイデン政権時代のインフレの批判に助けられたところもある。トランプ氏はこれで政権2期目なので、なった時点でレームダック化が始まるとも言える。だからこそ、今回は人事を急いでいる。本当に大きなアメリカを根本から変えるような動きになるのか、それともアメリカの中の小さな振り子に過ぎないのかというのはまだ見極める必要がある」などコメント。
米国・ニューヨーク、ロシア・モスクワ、中国・北京で「あなたは今“幸せ”ですか?」と街頭インタビューした。アメリカ・ニューヨークでは「インターネットなどのせいで前より幸せではない」などの声が、中国・北京では「普通。いい仕事が見つかって生活が安定すれば幸福度は上がると確信している」などの声が、ロシア・モスクワでは「人々は絶え間なくストレスを抱えている。人々は命を落としている、その全てが不快」などの声が聞かれた。
今夜 日のTBS。あんたの夢をかなえたろか30周年SP、バタバタ買い物バケーションの番組宣伝。
火曜ドラマ まどか26歳、研修医やってます!の番組宣伝。
ドイツの難民問題についてスタジオ解説。2015年のシリア内戦によって生まれた難民を当時のメルケル首相が受け入れを表明。これに対する反発の中で躍進したのが極右政党AfD。2017年には国政初進出し、第3党に。2022年のウクライナ侵攻で再び難民が増えると存在感はさらに高まり、2024年12月にはイーロン・マスク氏もAfDへの指示を表明。現在、世論調査では第2位となった。一方、ドイツの移民・難民は2023年までに人口の3割まで増加している。薮中三十二、目加田説子、畠山澄子らがコメントした。
アメリカ・ニューヨーク、ロシア・モスクワ、中国・北京、イギリス・ロンドンからの街の人々の声を紹介した。
ドイツ・ベルリンで女性同士の同性婚カップルを取材した。トランプ次期大統領は“多様な幸せのあり方”に異議を唱える。1950年代の家族像は、父は外で働き母は家を守るというものだった。
- キーワード
- ドナルド・ジョン・トランプ
山田洋次監督に家族のかたちについて思うところを聞いた。山田洋次監督は「血の繋がりをとても大事にするって考え方は時として人間を不幸にするんじゃないか」とコメント。
- キーワード
- 男はつらいよ
山田洋次監督に家族のかたちについて思うところを聞いた。山田監督は「血の繋がりをとても大事にするって考え方は時として人間を不幸にするんじゃないか。その考え方はというのは強いて言えば民族、同じ民族だから大事にしなきゃいけない他民族だから排斥するという考え方にもなっていくんじゃないか」とコメント。1945年、3世代が木造住宅に同居していた。1970年代、核家族が増加した。繋がりが薄くなった日本社会。こうした状況に抗うかのように山田監督は映画を作っていたという。今、子連れで再婚したステップファミリー、一人親や子どもを持たない家庭など、家族のかたちは多様化している。家族にとって必要なものとは。山田監督は「家族をする意志。家族としての繋がりをお互い見出して、その繋がりをより豊かなものにするために努力していく苦労が必要。お互いの人間としての繋がり、人間として愛し合っていることが大事なんじゃないか」とコメント。
- キーワード
- 男はつらいよ
畠山は「家族が大切な拠り所である人は全然いて構わないと思うが、家族が絶対でもないし、唯一でもないと思えることが大事。人生のフェーズにおいて妻であることや誰かの子であることの批准が高くなる時期はあると思うが、人生全体で見た時には血縁とか家族が唯一の繋がりだとか正義である必要はないし、家族というものがあくまで自分が属している幾つかのコミュニティーの1つという中で育児・家事・介護・仕事がやっていけるような社会設計が実現すると多くの人が無理なく幸せを追求できることに繋がるのではないか」等とコメント。
戦後80年世界について。第2次世界大戦の集結から80年、今も世界から諍いや戦争は絶えない。そしてソーシャルメディアに発達により社会の分断が加速しているとされる。そうしたなかですれ違う幸せ、手を取り合うことができないのか。誰もが幸せを求める中ひとりひとりができることはなにか。19世紀の文豪レフ・トルストイは「人が生きるたった1つの意味は人を幸せにすることにある」と残した。
サンデージャポンの番組宣伝。