建物の1番北にある部屋には休みの日は、子どもたちの勉強部屋で一般の人が利用できる。丘の上には大きな団地があるがその中には朝ご飯も食べられないような子どもたちや居場所のない子どもたちがいるという。ひさしは上向きにして建物全体で訪れる人を迎え入れる。プライバシーやセキュリティは少し足りないかも知れないが、山崎さんはあらゆる人に開かれた建築こそ本当の安心を生み出すと信じている。まるでこの地域全体の縁側のよう。
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