八幡平アスピーテラインの御在所ゲートの前で安全祈願祭が行われ、除雪作業を行う建設業者など約30人が参列した。神事に続いて神職が除雪車を祓って作業の安全を祈ると、早速除雪車6台がゲートをくぐって作業に取り掛かった。八幡平アスピーテラインは八幡平市と鹿角市を結ぶ約27kmの観光道路で、冬の間は積雪のため通行止めになり今年は4月15日に開通予定となっている。開通後は道路脇に雪の壁が続く雪の回廊を見ようと、毎年多くの観光客が訪れていたが、今年は暖冬で雪が少ないため、壁の高さは例年より低くなるとみられている。岩手土木センターの古館課長は「県内唯一の観光道路なので見に来て欲しい」などと話した。