埼玉県八潮市で道路が陥没した事故で、県は救助活動の環境を整えるため、あす午後2時から5時までの間、可能な限り水の使用を控えるよう呼びかけた。先月28日、八潮市の道路が陥没してトラックが転落した事故では74歳の男性運転手が取り残され、依然安否不明となっている。県は周辺の12の市と町の約120万人に対し、あす午後2時から5時までの間、可能な限り風呂や洗濯の頻度を下げるなどし、水を使う家事や作業は別の時間帯に行ってほしいと呼びかけた。水位を下げることでがれきの撤去作業や水道管の中の状況を調べる環境を整えたいとしている。