再び住宅街を散策し、ルーロー飯専門店「貯水葉」を訪れた。ヘラジカの角を指す「ビカクシダ」も販売している。店主は、台湾で出会ったルーロー飯のおいしさを日本でも再現したいと、台湾でルーロー飯を食べ歩いて研究し、ことし1月に、店をオープンした。南米産の豚バラを低温で1時間ゆでて、脂分を抜く。豚肉に、炒めた八角などのスパイスを合わせて、カラメル入りの醤油でアジをつけ、沸騰させないように低温で1日かけて煮込めば、完成だ。こってりとしたルーロー飯らしさは残しつつ、食べやすさやヘルシーさも追求した。虻川は試食して、脂身が甘く、スパイスの香りも感じられておいしいなどと話した。こだわりの味とシダに囲まれた独特な雰囲気がSNSでも話題になり、客が増えているという。スタジオでも試食し、設楽は、さっぱりしているが、脂のうまみも感じられるなどと話した。低温でゆでることで、柔らかい脂身は残しながらも、女性でも食べやすいように、余分な脂は落としているという。次回は、押上・曳舟エリアで、東京スカイツリーの新たな楽しみ方を探す。