石破総理大臣が内閣総理大臣に再び選出され、午後5時ごろに総理大臣官邸で石破総理と公明党の斉藤代表が党首会談を行い組閣本部を設置して、閣僚の官邸への呼び込みというのが行われる見込み。そして林官房長官が閣僚名簿を発表することにしている。今夜、皇居で総理大臣の親任式と閣僚の認証式が行われて、正式に第2次石破内閣が発足する。今夜遅く、石破総理大臣が記者会見に臨むことにしている。さらに、発足後初めてとなる閣議、これが総理大臣官邸で開かれて、閣僚の写真撮影なども行われる予定になっている。先の衆議院選挙の結果を受けて、先週開かれた党の会合では、石破総理、そして党執行部の責任を問う声が上がっていた。党の結束をどう維持していくか、これが課題になる。国会運営も衆議院で与党が過半数を割り込む中、厳しい局面が続くと予想される。議席を大きく減らした自民、公明両党にとっては、戦略の練り直しが迫られる。政治とカネの問題に対する疑念をどう払しょくして、信頼を回復して支持を取り戻すか、石破総理のリーダーシップが問われることになる。そして一方、与党を過半数割れに追い込んだ野党だが、立憲民主党の野田代表は、きちんと野党連携ができれば、自民党に引導を渡せると、野党間の候補者調整、来年の参議院選挙に向けて意欲を示している。焦点は定員が1人のいわゆる1人区、ここでの選挙協力ということになる。野党各党の候補者調整が参議院選挙に向けても進んでいくのかがポイントになる。石破政権、政策面の課題は政治とカネの問題、外交政策、防衛政策などでは今週末から南米ペルーで開かれるAPECの首脳会議、そして来週、ブラジルで開かれるG20サミットへの出席が調整されてるが、こうした外交の分野、そして経済対策、今、議論が進められており、今月中決定することにしているけれども、この内容、そして先ほどから議論にある国民民主党との協議、そして年収103万円の壁、この見直しなどを国民民主党が求める中、こうした協議を受け、こうしたことが焦点になっていくと見られる。