きのう行われた参議院選挙で自民党は大きく議席を減らした。現時点で38議席を獲得することが確実だが、改選の52議席から大きく議席を減らす見通し。公明党も8議席と改選14議席から大きく減らす見通し。自民公明の与党は非改選議席とあわせて過半数の125を割り込むことが確実な情勢。衆議院と参議院の両方で少数与党となり、今後の政権運営はさらに厳しくなる。ただ、石破総理大臣は昨夜の時点で続投に意欲を示した。「比較第一党、大勢の方々にそれだけのご支持を頂いてきた」と述べ、「責任をよく自覚しなければ行けないと思っている」とした。野党では国民民主党が改選の4議席から大きく議席を上積みして現段階で16議席を獲得。玉木雄一郎代表は「政策本位で連携できるところと連携したい」などと述べた。大きく躍進した参政党は13議席を獲得。神谷宗幣代表は「こんなにも多くの支持を頂ける想定では正直なかった」とコメント。国民民主党、参政党ともに石破政権との連立は否定。立憲民主党は現段階で改選の22議席に迫る21議席を獲得していて、野党第1党の座は守る見通し。野田佳彦代表は野党の対話が大事な局面になってくると指摘。日本維新の会は改選の6議席を確保し、れいわ新選組は1議席を増やし3議席を獲得。共産党は改選議席より少ない3議席の獲得にとどまっている。日本保守党は2議席、社民党は1議席、政治団体のチームみらいが初めて1議席を獲得。
			
