国際部・矢野尚平デスクがスタジオで解説:韓国・ユン大統領は選挙には出られない?「韓国の大統領、任期は1期のみで、再選は認められていない。ユン大統領、今回憲法裁判所から憲法違反だと厳しく弾劾されて罷免。さらに刑事裁判も続いている。与党の幹部に会って、しっかり準備して大統領選挙で勝ってほしいと伝えたということで、自身が立候補する考えはないと見られる」「最新の世論調査。次の大統領として、誰がふさわしいと思うかとの質問に、最大野党・イ・ジェミョン代表と答えた人が34%と最多。そのあとに保守与党系の政治家4人がいずれも10%には達していない。支持率で大きく引き離されている。与党側も予備選を行って、公認候補を1人に絞って野党側と戦うが、派閥が異なっていたりして、一枚岩としてなれるのかどうか分からない。2か月ほど投票まであるので、選挙期間中、どのような争点が浮上するか分からないが、現段階ではこのイ・ジェミョン氏が最有力と見られている」。
国際部・矢野尚平デスクは、今後の日韓関係について「大統領選挙で誰が大統領になるかにかかってはいるが、いま言えることとして、この世論調査のとおり、最大野党・イジェミョン氏が大統領になった場合、専門家や日本側の政治家の間からは、日韓関係の今後について懸念の声も上がってる」、ことしは日韓国交正常化から60年の節目、関係改善を印象づける年になるはずだったが、そうならない懸念もあるのか?「イ代表の過去の発言。2015年の日韓慰安婦合意を批判したり、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出も批判したりと、過去には日本に強硬な姿勢を示してきた。一方で、この非常戒厳宣言のあとの去年12月以降、日本への友好姿勢をアピールする発言をしたり、敵対的な日韓関係は望ましくないという考えを示したとも伝えられている。大統領選挙を見据えた発言と見られるが、仮に大統領になった場合に、日本にどのような姿勢を示してくるのか注目」。日韓両国は今、トランプ関税や北朝鮮の核ミサイル問題など、同じ課題に直面。連携して対応する必要がある。次の大統領は誰になるのか、日韓関係改善の流れは維持されるのか、選挙戦の行方に注目したい。
国際部・矢野尚平デスクは、今後の日韓関係について「大統領選挙で誰が大統領になるかにかかってはいるが、いま言えることとして、この世論調査のとおり、最大野党・イジェミョン氏が大統領になった場合、専門家や日本側の政治家の間からは、日韓関係の今後について懸念の声も上がってる」、ことしは日韓国交正常化から60年の節目、関係改善を印象づける年になるはずだったが、そうならない懸念もあるのか?「イ代表の過去の発言。2015年の日韓慰安婦合意を批判したり、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出も批判したりと、過去には日本に強硬な姿勢を示してきた。一方で、この非常戒厳宣言のあとの去年12月以降、日本への友好姿勢をアピールする発言をしたり、敵対的な日韓関係は望ましくないという考えを示したとも伝えられている。大統領選挙を見据えた発言と見られるが、仮に大統領になった場合に、日本にどのような姿勢を示してくるのか注目」。日韓両国は今、トランプ関税や北朝鮮の核ミサイル問題など、同じ課題に直面。連携して対応する必要がある。次の大統領は誰になるのか、日韓関係改善の流れは維持されるのか、選挙戦の行方に注目したい。