総務省が65歳以上の人口を発表。過去最多の3625万人となり前の年と比べて2万人増加している。総人口に占める割合も65歳以上は29.3%で過去最高。この数字は世界200の国と地域で最も高い数字となっている。1980年代は65歳以上の人口が総人口に占める割合が9%ほどだったが1990年代には12.1%、2000年代には17.1%となり2010年代には20%を超えている。今後2030年代には30%を超えて2040年には34.8%まで増えていくとのこと。働く高齢者が増えていて現在914万人が就労していて就業率は25.2%。特に医療・福祉の就業者が107万人で多くなっている。共同通信は慢性的な人手不足でニーズが高いことが理由と伝えている。働く理由については仕事が面白い、知識や能力を活かせる、友人や仲間を得られるなどの収入以外の理由が約5割となっている。