参議院の特別委員会ではどのような審議が行われているのか。国会記者会館より中継で伝える。立憲は今回の改正で2つある案のうち、旧宮家の男系男子を養子に迎える案について、「理解不能だ」と断じた。もう片方の、女性皇族が結婚後も皇室に残る案に絞って改正すべきだと、改めて訴えた。ただ木原官房長官は「養子案はあくまで立法府の総意として取りまとめが行われた」とした。かつ政府の有識者会議でも「養子の対象を男系男子に限定することが適切とされている」ということなどを引用しながら、今回の改正の正当性を強調した。ただ立憲は今回の改正案はそもそも立法府の総意になっていないという立場なので、平行線の議論だったという印象。与党側は午後にも採決をしたい考えだったが、今週17日までが会期となっている国会の延長論がすでに出ていることもあって、野党側は延長するなら丁寧な議論を重ねるべきだとしていて、折り合わなかった。今国会での成立という大きな流れ自体は変わらないので、参議院の野党第1党である立憲民主党が反対することを重く見る向きこそあるものの、修正が加えられるようなことはなく、遅かれ早かれ成立に向かっていくということになる。
