米国・ドナルドトランプ前大統領が銃撃事件後、初めての演説を行った。国民に団結を呼びかけた。大統領候補指名の受託演説に臨んだトランプ前大統領は「みなさんの大統領候補になる」と述べ、暗殺未遂事件後初めて演説し、当時の状況を語った。これまでの聴衆をあおるような口調から一転、落ち着いたトーンで話し続けた。「分断の象徴」と言われてきた攻撃的な口調を控え、人々に団結を呼びかけた。トランプ前大統領は「米国の半分ではなく、全米国のために大統領選に出馬する」と述べた。1時間飯橋絶で1度だけバイデン大統領を名指で批判した時には過激な言葉も。トランプ前大統領は「米国史上最悪の大統領を10人足してもバイデンのような被害を出していない」と述べた。現地メディアによると元々は一度もバイデン大統領を批判しない予定だったという。演説がヒートアップし、思わず批判が出てしまったのか。演説後は壇上にトランプファミリーが勢ぞろい。選挙戦から距離を置いていたメラニア夫人や娘・イバンカさんも登壇し、家族の絆をアピールした。
新型コロナに感染し自宅療養中の米国・バイデン大統領。周囲からの撤退圧力が日に日に強まっている。ワシントンポストによるとオバマ元大統領は側近に「バイデン氏の再選への道は難しくなっている」と話したという。ペロシ元下院議長も「バイデン大統領が近く撤退を決断する可能性がある」（ワシントンポストから）とし、水面下でバイデン大統領に対し退陣を促しているという。バイデン大統領は周囲にハリス副大統領で選挙戦に勝てるか聞くようになったとの情報もあり、複数の米国メディアは、数日以内にバイデン大統領が進退を決める可能性があると報じている。