暗殺未遂事件後、初めて公の場で演説したトランプ前大統領。有罪評決を受けた不倫口止めに絡む事件をめぐり、トランプファミリーがバラバラになっているという疑問の声も出ていたが、近年トランプ氏とは距離を置いてきたとされる長女・イヴァンカさんがVIP席に登場し、メラニア夫人は共和党カラーに合わせた赤いスーツで現れた。早稲田大学教授・中林美恵子氏は「巷ではメラニア夫人との関係が良くないのではないかという風なことも言われていた。だから彼女がSNSでトランプ氏を擁護するメッセージを出したこと、この党大会でトランプ氏の受諾演説をしっかりと見守ったことは、ニューヨークでの裁判の問題ということに対抗する静かなメッセージになっていたのではないか」と指摘。一方、新型コロナに感染し、自主隔離中のバイデン大統領に対し、NBCテレビは家族が選挙戦からの撤退について話し合いを始めたと報じる一方、きのう土曜日にはバイデン氏が「来週から選挙活動に復帰する」と選挙戦を続ける考えを示した。