huluで3月22日から独占配信中の「十角館の殺人」を紹介した。原作は綾辻行人の小説。実写化不可能と言われ続けた不朽の傑作ミステリー。SNS上では早くも絶賛の声が上がっている。撮影の裏側を紹介。2023年8月下旬、監督の内片輝の指導のもと、作品に登場する“ミステリー研究会”のメンバーが集まって本読み(台本の読み合わせ)が行われた。内片輝はミステリーやサスペンス作品を数多く手掛けており、今作は親交のあった綾辻行人に実写化を自ら打診することで実現した。9月、ミス研メンバーたちの撮影が始まった。9月下旬には第1話でミス研メンバーたちが島に上陸する印象的なシーンの撮影を行った。10月には十角館の設計者が謎の死を遂げた場所「青屋敷跡地」での撮影が行われた。物語の中心となる十角館も忠実に再現された。内片輝は部屋に差し込む日の光の当たり方にもこだわっている。照明部の宮脇正樹は内片輝と数々のドラマで照明を担当してきており、照明に関する賞の受賞経験もある。望月歩はマジック監修から作中で披露するカードマジックについて学び、練習を重ねた。8月の本読みの際、内片輝はミス研メンバーたちに、それぞれのキャラクターをより理解できるように本番以外でも役を意識することを伝えていた。