財務省は、4~6月の間に政府日銀が行った為替介入9兆7885億円のうち、4月29日が5兆9185億円、5月1日が3兆8700億円だったと発表した。4月29日の介入額は、2022年10月21日の5兆6202億円を超え、1日の介入規模として過去最大だ。きのうの円相場は、朝方に1ドル144円台だったが、日銀の内田副総裁が当面、現在の水準で金融緩和をしっかりと続ける必要があると述べて、追加利上げに慎重な姿勢を示したことで、一時1ドル148円近くまで急落した。最新の円相場は、1ドル146円台となっている。