2025年に想定される主な政治日程を紹介。石破総理はきょう伊勢神宮を参拝、年頭記者会見を行った。年末に衆参同日選挙のようなことを口走ったためどう話すか注目、またダブル選挙前には東京都議選もある。石破総理は念頭会見で衆議院解散について言及、野党との連立については「現時点で考えているわけではないが可能性があると申し上げた」などと話した。1月24日には通常国会が召集、20日にはトランプ政権が発足する。現在、日米首脳会談を2月以降に行う方向で調整中、懸念は日本製品への高関税の設定、在日米軍の駐留経費の負担増など。またバイデン大統領が禁止命令を出した日本製鉄によるUSスチール買収計画については、日本政府高官は「トランプ氏と交渉して撤回を期待する以外打つ手はない」と話している。3月末までに企業・団体献金禁止法案に関し与野党が結論、月内に新年度予算案が成立とみられている。4月には大阪・関西万博が開幕、6月はG7サミットがカナダで開催、22日に通常国会が会期末で内閣不信任案がどうなるか。夏には東京都議会選挙が行われる。都議選でも政治とカネの問題が争点となる可能性があるほか、都知事選で次点だった石丸伸二氏が地域政党結成の意向を表明していて、自民党幹部は「苦戦を強いられる可能性が高い」との見方を示している。また夏には参議院選挙も行われる。衆参同日選の可能性について野党が内閣不信任案を可決すれば総理に内閣総辞職か衆院解散を迫る、衆院解散による衆参同日選を仕掛ける理由になると石破総理が話していたということ。