トランプ政権の関税措置を巡る日米交渉で、赤沢経済再生担当大臣はベッセント財務長官らとの2回目の交渉に臨んでいる。ワシントンから中継。赤沢大臣は1時間程前にホテルを出て会場に向かった。トウモロコシや大豆、米などの輸入拡大や、輸入車の審査の特例拡充などといった日本側の交渉カードについて検討を重ねたものとみられる。これまでの交渉では日本車メーカーがトランプ政権の4年間で数百億ドルの投資を行う見通しだとして、投資意欲を削がないよう関税措置の撤廃を求めていた。今回交渉範囲を整えられれば担当缶レベルの実務的な協議に進める可能性がある。閣僚同士の話し合いで具体的に議論をしていく分野を絞り込めるかが大きなポイントになる。