石破茂総理大臣が、アメリカのトランプ大統領との首脳会談に臨んだ。共同声明では日米関係の新たな黄金時代を追求する決意を確認。アメリカ第一主義を掲げ何を言い出すかわからないトランプ大統領との初めての首脳会談。冒頭、石破総理が持ち出したのがトランプ大統領と個人的な信頼関係を築いていた安倍元総理の話題。石破総理との不仲が伝えられていた総理大臣時代の安倍元総理だが、トランプ大統領に対しては友人だと紹介していたという。就任早々カナダや中国などに対し関税を武器に強引に譲歩を迫るトランプ流の外交。石破総理が土産話として披露したのが、いすゞ自動車のアメリカでの新工場建設を明かしたほか、トヨタ自動車の工場も近く、拡充される計画であることなど日本の対米投資をアピールした。しかしトランプ大統領は「日本には1000億ドルの貿易赤字がある。均衡に戻す必要がある」と手厳しい反応が戻ってきた。