参議院本会議場から中継。午後2時14分ごろから、参院での首相指名選挙・決選投票の開票が始まった。国会職員が投票用紙を仕分けている。決選投票は、自民党の高市氏と立憲民主党の野田氏のうち、多数を得たほうが参議院で内閣総理大臣に指名される。立憲民主党の野田氏は、党の両院議員総会で、臨時国会の冒頭で対応すべきは物価高対策であるとした。自民党にとって身を切る改革は、企業団体献金の廃止ではないか、不祥事を続けている自民党に、身を切る改革を迫ろうではないかと議員に呼びかけ、与党と対峙する姿勢を明確に打ち出した。国民民主党の玉木代表はきょうの記者会見で、高市氏に対する期待感に言及したうえで、物価高対策などの経済政策に注力して取り組むことを求めたいとした。スピーディーに取り組めるように協力していきたいとし、政策本位で是々非々で対応する姿勢を見せた。公明党の斉藤代表は、野党として臨時国会に臨むとし、公明党ここにありの論戦を国民に示し、信頼を回復する政治を進めていきたいと述べた。