外国為替市場で円相場はきのう午後9時過ぎ、1ドル＝155円台を突破し、約34年ぶりの円安ドル高の水準を更新。この水準は政府日銀が為替介入に踏み切る“防衛ライン”と見なされてきたが、日本と米国の金利差が依然として縮まらないとの見方から、より高い金利で資金を運用しようと、円を売ってドルを買う動きが強まった。市場では政府日銀が為替介入に踏み切るかどうかが焦点となっている。