きょうの平均株価の終値は1285円34銭安い3万7869円51銭と、約3か月ぶりに3万8000円を切った。米国株式市場でハイテク株を中心に株価が下落した流れを受け、東京市場でも半導体関連株などの売りが広がった。もう1つの要因は、このところ進む円高による輸出企業の業績悪化への懸念。外国為替市場の円相場はきょう午後には一時1ドル151円台後半をつけ、2か月半ぶりの円高ドル安水準で取引された。日銀が来週、金融政策を決める会合で利上げに踏み切る可能性が意識され、円を買い戻す動きが加速している。
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