スペインのクエルポ経済相は経済フォーラムに参加するため来日した際、インタビューに応じ、“スペインは発電に占める再生可能エネルギーの割合が約6割と高く、太陽光・風力分野で高い技術力を有する企業がビジネスを展開している”とし、直接投資の残高が高い水準の日本との関係をより促進していきたいと述べた。一方、スペインでは外国人観光客が去年8500万人余にのぼり、日本と同じく住民の暮らしに影響を与えるオーバーツーリズムの問題を抱えている。これについては“観光は持続可能でなくてはならず、悪影響を最小限に抑えなければならない”とし、地方自治体などと連携しながら対策検討することが重要との考えを示した。