高度かつ人が叩いたように自然なドラムシステムの原型を、冨田は世界に先駆け1997年に考案した。1000通り以上の叩き方は、冨田が実際に叩いて録音したもの。1つのパートは8本のマイクで録音し、強弱や距離感を自然に再現。そして、1拍を960分割するシステムを使用し、人間が叩く音のズレも制御。このオリジナルの方法で30年近く曲を作り続けてきた。冨田は目指す理想について「心が震える、高揚する、興奮する。幼いころから自分がそういう経験をすごくしたから、自分の作るものに関してはなるべくたくさん含まれているような音楽を作っているつもり」と話す。
